計算ミスや、スペルミスなどのいわゆるケアレスミス
これを減らしたいという声をよく頂く。
ミスがなければ、あと5点、10点違ってた。
こういうことだろうと思う。
ただ、まず人間はミスをする生き物だということを知っておいて欲しい。
例えば、毎回80点以上取れているような子がミスをしたというのは、本当にミスだろう。
でも、毎回30点くらいの子がミスしたというのは、ちょっと違うと思う。
そういう子は、基本が理解できていない可能性が高い。
その場合は、ミスという言葉で片付けるのはよくない。
もう一度、しっかりと覚え直したほうがよい。
また、どんなに賢い子でも、意識していないと2×3を間違えたりすることもあるし、
筆算の過程で、最後の8+7を間違えたりすることもある。
英語でいえば、lとrが入った単語の書き間違えとか。AustraliaをAustrariaみたいな。
どんなに優れた人間でも意識をしていなければ間違えてしまうのが人間だ。
だから、ケアレスミスをなくすには、集中力と意識を高めるのが一番だと思う。
要は、普段の問題を解くときから、一問ずつ集中して、意識をしながら解くということ。
これが出来ないとケアレスミスはなくならない。
そういうクセを身につけて欲しい。
できるだけ幼少期から。
音読も一言一句間違えないように読んだり、そういうクセを身につけて欲しい。
何かを書き写したりとかも訓練としてはいいんじゃないかな。
とにかく、集中力が切れてきたときや、さっと流して解いてしまったときほど、
ミスをするものだ。
大人だってそうじゃない?
(Visited 62 times, 1 visits today)
コメント