お子さんのテスト結果が返ってきています。
順位は保護者面談まで渡されない中学と、普通に返却された中学と
あるようですが、結果はいかがだったでしょうか?
正直、中学2年生以上のお子さんの場合、もう結構な回数のテストを経験して
いますから、毎回平均点くらいとか、毎回平均点より10点くらい上とかだと、
微妙な変化に気づきにくいこともあるかと思います。
僕自身も上の娘が中2ですから、似たような点だなという気持ちは非常によく
分かります。
ですが、平均点と、前回の点とを比較して、成長したことを必ず褒めるように
しています。
今回も順位としては2位だけ上がってきましたが、「よくがんばったね」と声を
かけました。すると浮かない顔をしていたので、「上がったってことは前より成長したってことだよ」と声をかけました。
すると、また浮かない表情をしてはいましたが、少し口角があがったような気がしました。
例えば、50点台ばかりだとしても、50点と58点ではパッと見、同じような感覚に
なったりしていませんか?
でも、実際に内訳を細かくみると、1つ2点の問題だとしたら、4問も1つ1点の問題なら8問も多く解けるようになったということなんです。
これは、成長とは言えないのでしょうか?
多分、それを褒めると、思春期のお子さんは、「もっと取れると思っていた」とか、「もっと取りたかったとか」なんとも言えない表情で伝えてくると思います。
一種の照れ隠しですね。
そういう時に、「じゃあ、次も期待して待ってるね」とか、「この調子でできる問題を少しずつ増やしていけば、いいんだよ」とか伝えてあげて欲しいなと思います。
ところで、お子さんとの会話弾んでいますか?
お子さんの成績向上と親子関係は実は関係があります。
それを確かめる方法としては、「学校どうだった?」と聞いてみてください。
「楽しかったよ」とか「普通」とかという答えが返ってきたら、少しコミュニケーションが
不足しているかもしれません。
「2時間目に○○君が、先生にこんなことをいって、おもしろかった」とか、
「給食に○○がでて、まずそうだったけど、意外とおいしかった」とか具体的な
エピソードを伴って話してくれるとコミュニケーションは足りていると思います。
とはいえ、中2の娘を持つ私も、「学校どうだった?」→「いつも通り」と返答されること
も多いです(^_^;)
そんなときは、「いつも通りっていつもはどんな感じなんだ?」と追求してしまいます。
うっとうしいながらも、あれこれ考えて一応話をしてくれますが、、、(^_^;)
たぶん、娘からしたら鬱陶しいと思います(^_^;)
ですが、できるだけ諦めず話をしようとしています。
中1の場合は、中間から期末にかけて平均が下がることが多いので、中間で70点
期末で60点だったとしても、順位は上がっているというケースも珍しくありません。
結論としては、似たような点数ばかりで、見るのもいい加減になっていませんか?
お子さんはいくつになっても、親に褒められたい気持ちがあります。
良いところを見つけてあげてちょっとした成果だとしても、しっかりと見逃さないで
欲しいと思っています。
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