子どもにとって、自己肯定感が低いということは、
成績にも大きな影響を及ぼすと思っています。
もちろん、僕自身も子を持つ親として、親側の気持ちもよく分かります。
「我が子に少しでも勉強ができるようになって欲しい」
「せめて、周りについていけるようになって欲しい」
こういう思いから、焦り、不安を感じてつい我が子にあれこれ口を出し、
やらせてしまう。
その気持ちは分かります。
ただ、過剰になっていませんか?
例えば、寝る時間を少なくしてまでもやらせる。
夜12時を過ぎてもやらせたりなど、、。
また、間違える度に、怒ったり叱ったりする。
「どうして、分からないの?」とか「なんでこんなに間違えるの?」とかですね。
そういう行動や、言動はお子さんの自己肯定感を下げるだけです。
眠たいのに、勉強をさせられているお子さんの感情はどうでしょう?
「眠たいのに、勉強をしなきゃいけないくらい、僕(私)はできないんだ」
こう思うはずです。
また、言動もそうです。
「こんなことも分からない僕(私)はやばいんだ」
こう思うはずです。
まず、言動は気をつけてさえいれば、いくらでも修正できます。
できないことを責めるんではなくて、できるように一緒にしていくことが望ましいです。
「どうしてできないの?」ではなくて、
「できないことをできるようにしていこう」というスタンスで接していけばいいだけです。
ただ、生活リズムの方がヤバイです。
これも親側が、気をつけていればすぐに修正できるはずです。
小、中学生は遅くとも22時~23時の間に寝て欲しいです。
ちなみに22時以降はスマホなどのブルーライト関係は禁止が望ましいです。
これは、誰でもなく親が注意して守らせることです。
子どもの自主性に任せますという安易な理由に逃げないで下さい。
自主性は、ある程度の生活ルールを身につけさせてからでないと
勝手に身につくものではありません。
子どもは自分の都合の良いようにあの手この手で逃れようとします。
家庭生活は社会生活の縮小版だと思ってください。
社会生活にも大きく法があって、その範囲内で自由が認められていますよね。
家庭も同じです。
家庭の中に大きくルールがあって、その中で自主性を認めていけばいいのです。
睡眠時間とか、スマホ、ゲームなんかはまさにそのルールが必要ですね。
勉強ができるようになって欲しいのであれば、睡眠時間の確保は必須です。
できるだけ、小学生のうちに勉強=宿題ではないという生活をさせて習慣化させれば、
中学、高校に入ったあとも宿題以外の勉強を勝手にしてくれるようになります。
そのためには自己肯定感が必須になってきますので、お子さんの自己肯定感を
下げないように、気をつけて下さいね。
親の言葉や、行動が子どもには何より重要です!
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