「子どもを信じていますか」の話

個人的な思い

成績が上がる子、成績が上位の子の家庭はどうなっているのか?

そんなことを思ったことは保護者なら誰でも一度はあるはず。

色んな子を見てきた中で思うのは、まず親の関心だ。

子どもに親の関心が行っている。

「愛情」というやつだ。

「愛情の反対は無関心」とマザーテレサが言うように、無関心になった時点で

その子の成績が伸びていくことはないし、最悪、悪い道に進んでいく。

「宿題をやれといってもやらない」とか、「勉強しろと言ってもやらない」とか、

よく聞く話だけど、成績が上位の子の親からはそんなことを聞いたことはない。

中には謙遜して言っている方もいるが、基本的には返ってくる答えは

「自分でやっているようです」とか、「やっているのを邪魔しないようにしています」とか

そんな答えが多い。

そこまでになる苦労は当然あっただろうが、結果を見てやっていたかを判断しているんだろう。

要するに、子どもを信じている。

そう、思えば子どもを信じていないから、小言を言っているんじゃないかと思う。

もちろん、「信じていたら、やってなかった」

ということを言われたこともある。

でも、「やってなかった」ということは、途中で見に行ってる訳でその時点で

信じている訳ではない。

先述したように結果をみての判断ならまだ分かるんだけど。

子どもを信じるということは確かにむずかしい。

その下地を幼少期から積み上げていったか、逆に掘り下げていったかにも原因はあるだろう。

過去に一度の失敗で必要以上に責めたりしたら信頼関係は生まれない。

その失敗がなぜダメだったかを諭して、それ以降は見守るように接したら、信頼関係は生まれる。

何も言わなくても勉強をする子に。

これが理想だろう。

勉強に関しては、ある程度の学年になったら徐々に口を出さずに任せていく。

特に中学以降は順位もでる。それを見てから話をしてまた見守る。

そうやっている家庭の子の方が結果は出ている。

もちろん、勉強以外のことは口を出したり、会話をしたり、一緒に楽しむという

ことは重要だ。むしろこっちの方が重要だと思う。

そうやって信頼関係を築いていき、勉強の方は都度口を出していけば、

必ずいい関係が生まれるはず。

あくまで4人の子を持つ僕の個人的な意見だけど。

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