連日保護者面談を行っています。
その中で、毎回共通して伝える内容は、「お子さんを褒める」こと
褒めるというニュアンスなのか、認めるというニュアンスなのか、
どちらが正しいとも言い切れないが。
総じて言えばそういうことだ。
ご家庭の真剣な思いは痛いほど伝わってくるし、その度に責任感は増す。
とりあえず、お願いすることは、お子さんの「自己肯定力」を高めて欲しい。
それに尽きる。
自己肯定力が高いと自信が生まれる。そしてそれが必ず、成績に直結する。
これはもう長年見てきたから間違い無い。
まず、お子さんの存在を認めて欲しいということ。
「勉強を頑張ってすごいね」一見褒めているように思うが、「勉強をしていないとすごくない」とも取れてしまう。
「順位が上がってすごいね」褒めているようだが、「順位が上がらないとすごくない」とも取れてしまう。
些細なことかもしれないが、敏感な子はそう受け取ってしまう子もいる。
お子さんのタイプにもよるが、まずは、「あなたが健やかにそこにいることが重要だ」
そこを十分に認識させてから、褒めるという流れが望ましい。
だから、「自己肯定力」を高めて欲しいとお願いする。
夫婦が円満であれば、お子さんの成績が上がる確率は高くなる。
勉強の土台というか、成績upの土台は夫婦円満。家庭での笑顔。
これはもう、揺るがない事実だと思う。
そこに、塾は介入しづらい。
お子さんの成績を上げたいなら、同じように保護者にも努力をしてください。と
お願いをしている。
そのための具体策を僕なりには保護者面談を通じてお願いしている。
成績upの為の本当の土台は、夫婦円満・お子さんを認める。
難しいのは、重々承知だ。
僕も子どもがいるし。
でも、自立させたいなら手を貸した方が速く自立する。
人間は。
ライオンは違うらしいけど。
勉強で自立させたいなら、最初はやってみせてやらせてみせる。
そして認める。褒める。
これだけで、成績upの確率はかなり高くなる。
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