受験にまつわる経験談シリーズの第②話です(^^)/
第①話はこちらから
これは、私の指導経験の中で、受験にまつわるいろいろな経験を不定期でお話していくシリーズです。今回は・・・
「背水の陣で公立を目指した女の子」です。
すいませんm(_ _)m
タイトルでなんとなくオチが分かってしまいますが(^_^;)
「背水の陣」聞いたことはありますか?激励をする場合に使われたりするとはお思いますが、語源としては、確か、中国の劉邦と項羽の時代に、韓信という将軍が自軍を後ろが川の前に陣を作り、逃げ場を無くさせ、生き延びるためには前に出て戦うしかないというような流れだったような・・・(^_^;)
まぁ、簡単にいうと、やるしかない状況において、実力以上のものを発揮させるという意味です(^^)/
で、これもずいぶん昔になりますが、まさにその状況で公立高校受験に挑む決意をした女生徒と家族がいました。
ちょうど今ぐらいの時期は、私立高校を決める時期です。公立にどうしても行かせたいそのご家庭は、私立高校を受験するという選択をしませんでした。
公立高校のみを受験するという決断を下したのです(/_・)/
これは、当時の私は結構衝撃的でした(^_^;)
受験は何が起こるか分かりません。そのために、機会を増やして滑り止めを受け、自分が行くところをしっかりと確保しておくことが、9割9分9厘の確率でどの家庭も行っています。
もちろん、止めましたが、聞いてくれません(^_^;)
私としては、ご家族が全員納得されているのであれば、反対し続ける意味も無いので、あとは、本人にまずは、何より体調を整えること、そしてなるべく平常心で受験するように伝えました。結果としては、その後、第一志望の公立高校に合格していたので、一安心しました(^^)/
この経験からは、ご家族の決断力が潔すぎるっていうことですかね(^_^;)
「やる気スイッチ見つからんで、自分でスイッチ作ったった」みたいな
塾の面談でも、「落ちたら、高校には行かなくて良い」とまでおっしゃっていました(^_^;)
この状況下で、この言葉は、塾業界の先生にとっては、結構なプレッシャーになりませんか?
私は弱いので、すごくプレッシャーを感じてしまいました(^_^;)
結果としては「背水の陣」を強いて、勝利をもぎ取ったご両親とその女生徒に 軍配が上がりました(^^)/
というお話でした
コメント